およそ“自然”とはほど遠い、品川の街...繁華街、商店街、倉庫街、住宅街、マンションやオフィス街...こんなところで見かける鳥なんて、カラスかスズメかハトくらいだと思っていた。
2006年冬のある日、私の目の前を見慣れぬものが横切った。
緑色の鳥。私はその鳥に「メロン」と名付け、再びこの場所で出会えることを心待ちにしていた。
それから数日後、メロンとの再会することができた。なんと隣のマンションのベランダに、メロンを引きつける物があったのだ。輪切りのグレープフルーツ....メロンはこれを食べにきていたのだ。全身が緑色で目の周りは白いペンキで塗ったような縁取りがある。この時初めて、メロンが「メジロ」だと判った。
本当にびっくりした。こんなところに「野鳥」という“自然”があろうとは、夢にも思ってもいなかったからだ。
その日をキッカケに、これまで鳥には全く興味が無かった私が、何かと空を見上げその姿を探すようになり、手持ちのビデオやカメラで記録を収めていくうちに、いつの間にか野鳥の魅力に取り憑かれてしまっていた。
野鳥とは縁のなさそうな、こんな街でも楽しめる鳥の撮影“時折鳥撮”。これまでの記録をご紹介します。
鳥のいる風景
コゲラの夕刻
ホームページへ ホームページへ
Copyright 1996-2010 BRAND New & Skipstamp